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執筆者の写真宮本まや

JNSA(日本ニューボーンフォトセーフティ協会)の6月マンスリーセミナーの講師としてお話しさせて頂きました。



先日、私が登録させていただいているJNSAさんよりお声がけいただき、

毎月開催されているマンスリーセミナーの6月講座の講師をさせて頂きました。


私がお話しした内容のテーマは「ダウン症候群ベビーのニューボーンフォト撮影について」


私自身、末っ子の3女がダウン症候群の女の子で、娘を育てていく中で感じたことや他のご家族との出会い、交流の中から、ダウン症の赤ちゃんのニューボーンフォトを無償で (条件あり)撮影するという活動を約2年前から始めていました。






ダウン症の赤ちゃんは健常児の赤ちゃんと出生時やその後の環境が異なることも多く、ニューボーンフォトを撮影するためにいくつか気を配らないといけない項目があります。


ご両親にとって我が子の存在は、ダウン症があってもなくても、別の何かを持って生まれてきたとしても、尊く大切な存在であることには変わらず、写真でその姿を残したいと思う気持ちは皆共通なのです。

生まれた直後はすぐに子どものしょうがいの受容ができなくても、時が経ち子どもと共に過ごすうちに心の受け止め方も変わってくることがほとんどで、小さい子の頃の写真をとっておけばよかったと振り返られるお話をよく伺います。


ただ、健常で生まれてきたお子さんとは違い、撮影できる時期や環境もさまざまで、より赤ちゃんやご家族に寄り添った撮影プランを考える必要があります。

しかしカメラマンは必要以上に不安にならず、ご家族にとって大切な撮影体験を提供できるようにどっしりと構える心の余裕も大切かなと思います。


そんな心構えのヒントになるようなお話をさせて頂きました。


ダウン症候群に限らず、他の染色体異常や疾患を持って生まれてきたお子さんたちも、安心して撮影ができる場所がこれから増えるといいなと願っています。







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